マザコン男性はNGか?
若い頃、「マザコン男性は絶対にイヤだ」と思っていた。
確かに若い頃、男性(男子?)は二極化していた。
結構強烈な反抗期を経て親離れしているタイプ
と、
反抗期もないまま、お母さんと仲良しこよしのタイプ
だ。
後者は、こまめに実家に帰り、就職先のことから何から何までこまめに親に報告し、 親の意見を大切に取り入れていた。
私は完全に「前者」だった。
「後者」は理解不能であり、
いちいち人生の分岐点に「親登場」なんて面倒くさい
少なくとも、自分のパートナーにそういう人を選びたくない
そう思っていた。
しかし、今の年齢になると考え方が違ってくる。
私のパートナーもそうなのだが、
親=「支配者」
から、
親=「庇護する対象」
へと変わってくるからだ。
冬の寒い日が続く中、テレビを見るくらいしかない。
年末、彼は「少しでも季節感があれば」と、 小さな盆梅を買い、お母さんに届けた。
先日も、彼は大量の毛糸の玉を買い、実家に持っていった。
編み物の好きな人だから、毛糸を渡せば編むだろう
との発案だ。
田舎暮らしのお母さんは、自力で買い物に行けない。
毛糸がなくなりそうな時期を見計らって、彼はまた毛糸を買い足し、実家に運んでいた。
昨夜、彼が見慣れぬマフラーをして帰ってきた。
お母さんが編んだマフラーだ。
バレンタインデーのプレゼント候補にマフラーも考えていたのだけど、
もちろん候補からマフラーは外した。
来年も、再来年も、彼のお母さんが新しいマフラーを編むことができるといいな…
今の私は、心からそう思う。
そして、お母さんのマフラーを毎日律儀に巻いて仕事場に行く彼のことを本当に大好きだと思う。
若い頃は、親に反発したり、反抗したりする時間が幸いタップリある。
しかし、私達の年代になると、
親との時間があとどれだけ残されているか、誰にもわからない。
残されている時間を大切にする
きちんと相手に「大切さ」を伝える
母親に対する彼の態度を見ていると、
私はとっても安心する。
私との「残されている時間」も必ず大切にする人だ
そう確信できるからだ。
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